
「いい人がいたら結婚したいんですけど…」
そう話す方の中には、「理想の相手ってどんな人ですか?」という問いに、うまく答えられない方も多くいらっしゃいます。
でも、理想像がはっきりしていないまま婚活を進めると、出会いのたびに迷いが生じてしまい、なかなか前に進めないことも…。
今回は、婚活をスタートする前に取り組んでおきたい「理想の相手像を明確にする自己分析法」についてお伝えします。
なぜ「理想の相手像」が必要なのか?
婚活においては、限られた時間の中で数ある出会いの中から「この人だ」と思える相手を見つける必要があります。
そのときに指針になるのが、自分がどんな結婚を望み、どんなパートナーと歩んでいきたいかというイメージです。
これが曖昧だと、毎回の出会いを「なんとなく」で判断してしまい、チャンスを逃してしまうことも…。
自己分析のための3つのステップ
1. 【価値観の棚卸し】
まずは、自分の「大切にしたいこと」を書き出してみましょう。
- 一人の時間は必要?
- 家族との関係性は重視したい?
- 仕事と家庭のバランスはどうしたい?
「結婚してからの生活」をイメージして、譲れない価値観を見つけておくと、相性の良い相手が見つけやすくなります。
2. 【過去の経験を振り返る】
過去の恋愛経験、あるいは友人・職場の人間関係でも構いません。
「居心地がよかった相手」「違和感を感じた相手」を思い出して、なぜそう感じたのかを言語化してみましょう。
→ あなたが自然体でいられる人の特徴が見えてくるはずです。
3. 【未来の生活を具体化する】
次に、「5年後、10年後どんな生活をしていたいか?」をイメージしてみましょう。
- 子どもは欲しい?
- 共働きを希望する?
- 都会・田舎どちらで暮らしたい?
このように具体的に描くことで、理想の結婚像が明確になり、それに合ったお相手を選ぶ基準ができます。
「条件」と「相性」は分けて考える
婚活では「年齢」「年収」「見た目」など、条件が目につきがちですが、
実はそれ以上に大切なのは、「価値観の一致」や「一緒にいてラクかどうか」といった相性の部分。
自己分析を通して、条件で選ぶ相手ではなく、一緒に幸せになれる相手を探す意識を持つことが、納得のいく婚活への第一歩です
“理想”は絞ることで見えてくる
理想の相手像というと、「高望みしてはいけない」と思う方もいるかもしれませんが、
大切なのは“絞る”こと。
なんでもOKという曖昧さより、「私はこういう人と人生を歩みたい」という軸がある方が、結果的に良い出会いを引き寄せやすくなります。
婚活が迷走気味の方は、ぜひ一度、自分自身としっかり向き合う時間をつくってみてくださいね。