
婚活でよく使われる“曖昧ワード”を具体化しよう
婚活プロフィールやお見合いの希望条件でよく見かける言葉に「安定した人がいいです」があります。
けれど、よくよく考えてみると「安定」っていったい何を指しているのでしょうか?
この記事では、「安定した人」という曖昧な表現を、自分にとっての具体的な意味に落とし込む方法をご紹介します。
「安定=収入」だけじゃない
多くの方が「安定した人」と聞いてまず思い浮かべるのは、
- 正社員で働いている
- 公務員や大手企業勤め
- 収入が一定以上ある
といった“経済的な安定”かもしれません。
でも、それだけで本当に「安心して一緒にいられる相手」と言えるでしょうか?
たとえば、収入は高くても浪費癖がある人や、仕事のストレスで感情が不安定な人と暮らすのは、決して“安定”とは言えませんよね。
「安定」の中身を“自分目線”で分解してみる
「安定した人がいい」と思ったときは、自分にとって“どんな状態が安定なのか”を明確にするのが第一歩です。
以下のような視点で掘り下げてみましょう。
▶ 経済的な安定
- 収入が安定している(月収○万円以上など)
- 借金やギャンブルの心配がない
- 将来に向けて貯蓄や保険の計画がある
▶ 精神的な安定
- 怒りっぽくない、感情の起伏が少ない
- 話し合いができる、冷静に対処できる
- 自分のことを受け止めてくれる余裕がある
▶ 生活リズムの安定
- 生活時間が大きくズレていない
- 健康管理に意識がある
- 仕事とプライベートのバランスが取れている
▶ 人間関係の安定
- 家族や友人との関係が良好
- トラブルや揉め事が少ない
- 他人への配慮ができる
こうして分解してみると、「安定」の意味は人によってかなり違うことに気づきます。
曖昧な言葉は、婚活迷子の原因に
「安定した人」という希望条件のまま婚活を進めると、「会ってみたけど、思ってた人と違った…」ということが増えます。
理由は、あなたの「安定」と、相手が自認する「安定」にズレがあるから。
婚活においては、曖昧なワードこそ“自分の言葉”で定義しておくことが重要なのです。
自己分析で「理想の暮らし」から考えてみよう
「安定」の定義は、“どんな人と、どんな生活を送りたいか”を想像すると見えてきます。
たとえば、
- 子どもを育てながら、笑顔で家族と過ごしたい
- 価値観の近い人と静かな暮らしがしたい
- お互い仕事を持ちながら、協力し合える関係がいい
そんなイメージから逆算して、「経済的にどうあるべきか」「心の余裕は必要か」といった軸が明確になります。
曖昧な言葉は、具体化すれば“婚活の指針”に変わる
婚活の条件に「安定した人」と書くのは簡単ですが、そのままでは理想の相手と出会うのは難しいかもしれません。
自分にとっての「安定」を具体的に言語化することが、理想の相手像を明確にし、婚活をスムーズに進めるカギになります。
ぜひ、時間をとってじっくりと「安定とは何か?」を考えてみてくださいね。