
「仲良くなりたいけど、どうしていいかわからない」
婚活を始めたばかりの奥手な方から、こんな声をよく聞きます。
「会話はできたけど、それ以上踏み込めない」
「好意はあるのに、どう距離を縮めたらいいのかわからない」
「“気まずい間”が怖くて、自然体でいられない」
恋愛経験が少ない人にとって、最初の壁は「好意の伝え方」や「距離の詰め方」かもしれません。
なぜ距離を詰めるのが難しいの?
奥手な人が抱えやすい悩みには、次のような傾向があります。
- 相手の反応を気にしすぎてしまう
「こんなこと聞いたら迷惑かな…」「LINEしたらウザがられるかも…」と、常に相手の気持ちを想像しすぎて動けなくなってしまう。
- 経験不足による“正解”探し
恋愛に慣れていないと、「こう言うべき?」「これってアリ?ナシ?」と、正解を探してしまい、結果的に自然なやり取りができなくなる。
- 自分から踏み出す勇気が持てない
失敗したらどうしようという不安から、最初の一歩が踏み出せず、相手との関係が「知り合い止まり」で終わってしまうことも。
心のハードルを下げる3つのステップ
1. 目的は「仲良くなること」だけでOK
婚活となると「早く結婚相手を見つけないと」と焦ってしまいますが、最初の段階ではもっとシンプルで大丈夫。「この人と少し仲良くなれたらいいな」くらいのスタンスで向き合いましょう。
2. 質問より“感想”を添える
「お仕事は何をされてるんですか?」→「へえ、そうなんですね!」だけで終わっていませんか?
「そのお仕事って大変そうだけどやりがいありそうですね」と、自分なりの感想や印象を一言添えるだけで、会話にぐっと温度が生まれます。
3. 共通点探しより「違い」を楽しむ
共通点を探そうとすると話題が限定されてしまいますが、「違う視点を持ってる人だな」と思って受け止めると、会話が広がります。
距離は「縮める」より「近づく」感覚で
無理に縮めようとすると、どちらかが負担に感じてしまうことも。
少しずつ“近づいていく”ような、自然なペースを意識しましょう。
距離が縮まる瞬間は、相手とのやりとりの中でふと訪れるものです。
「失敗してもいい」くらいの気持ちで
どんなに奥手でも、経験は少しずつ積み重ねていくものです。
上手に会話ができなかった日も、うまくいかなかったLINEのやりとりも、ぜんぶ「慣れるための過程」と思ってみてください。
「自分には無理かも」と思っていた一歩を踏み出せたその日が、婚活においての“成長の日”になるはずです。