お見合いの場では、多くの方がかなり緊張しています。
何を話したらいいのか。
失礼なことを言っていないだろうか。
沈黙になったらどうしよう。
こうしたことを考えながら会話をしているのは、男性も女性も同じです。
緊張が強くなると、人は無意識に手を動かしたり、何かを触ったりすることがあります。
スマートフォンを触る
おしぼりの袋をいじる
コップやスプーンを動かす
こうした仕草は、男性に見られることが比較的多いのですが、落ち着きがないというより緊張を和らげようとする無意識の行動であることもあります。
仕草だけで相手を判断してしまうのは少し早い
お見合いでは、限られた時間の中で相手の印象を感じ取ろうとします。
そのため、ちょっとした仕草が気になってしまうこともあります。
「落ち着きがない人なのかもしれない」
「マナーがあまり良くないのでは」
そんなふうに感じることもあるでしょう。
もちろんマナーは大切です。
ただ、お見合いという普段とは違う状況では、緊張からいつもと違う行動をしてしまうこともあります。
そして、お見合いはたった1時間ほどの初対面の時間。
その短い時間の中で、その人の人柄や価値観のすべてが見えるわけではありません。
緊張している最中の仕草だけで、その人となりを決めつけてしまうのは少し早いかもしれません。
「こうあるべき」に縛られすぎない
人はそれぞれ、自分の中に「こうあるべき」という価値観を持っています。
- お見合いではこう振る舞うべき
- こういう態度は良くない
- こういう人は合わない
そうした感覚は決して間違いではありません。
ただ、その「べき」に縛られすぎてしまうと、本来なら育っていくかもしれないご縁を、早い段階で閉じてしまうこともあります。
価値観や人柄は、ふとした仕草に表れることもあります。
ただ、お見合いはお互いに緊張している特別な場面です。その一瞬の仕草だけで、その人の本質まで決めつけてしまうのは少しもったいないかもしれません。
緊張している空気をほぐす一言
お見合いでは、相手だけでなく自分自身も緊張していることが多いものです。
「少し緊張しますね」
「お見合いって独特の空気ですよね」
と、ありのままの気持ちを言葉にしてみるのもひとつの方法です。
誰かがその場の緊張を言葉にすると、不思議と空気が少しやわらぐことがあります。
少し時間をかけて見えてくるものもある
お見合いは、最初の数分で相手のすべてが分かる場ではありません。
話し方
考え方
価値観
人柄
最初の印象だけで判断してしまうと、その先にあるかもしれないご縁を見逃してしまうこともあります。
お見合いは「緊張した者同士」の出会い
お見合いの場では、誰もが少なからず緊張しています。
ちょっとした仕草が気になったときは、「緊張しているのかもしれない」と一度受け止めてみると、見え方が変わることもあります。
お見合いは、緊張した者同士が少しずつ距離を縮めていく時間。
最初の1時間だけで結論を出さず、もう少し相手を知る時間を持ってみる。
そんな向き合い方が、ご縁をつないでくれます。

